闘牛豆辞典
A
ABONO( アボノ)☆☆
祭り期間中の闘牛を通しで見る回数券。
ARENA(アレナ)
闘牛舞台。直径45〜65m。板で囲ってある区域。板から7mおよび10mに同心円が描かれてあり、演技上の目安となる。ruedo(ルエド)とも呼ぶ。
AVISO (アビソ)
警告。牛を仕留める制限時間の超過をラッパで警告する。仕留めは、剣士が赤布ムレータと剣をもち、砂上に登場してから10分以内が原則。 超過の場合、10分、13分、15分に警告のラッパが鳴る。15分を過ぎても牛が死んでいなけば剣士は引っ込み、牛は歩いて牛門へ戻るか、砂上で銛士の短剣で仕留められる。
B
BANDERILLERO(バンデリジェーロ)
闘牛の第2の場面に登場し、銛を打つ徒歩闘牛士。 飾りのついた銛(banderilla)を両手に一本ずつ持ち、牛の背中に打つ。3回計6本まで打つことができる。 カポーテを使って牛を移動させるなどマタドールの補助をする闘牛士が受け持つことが多い。
BARRERA(バレラ)☆☆
闘牛観覧席の最前列。柵。
BILLETE(ビジェテ)☆☆
闘牛観覧券、チケット。熱狂的な闘牛ファンはabono(回数券)を買う。
C
CAPOTE(カポーテ)
牛が出てくると闘牛士はまず、牛の様子や傾向をみるため大判のケープで牛をあしらう。これがカポーテである。ごく厚手の生地でできており、色は表がピンク、裏は黄、青など。重さ約5kg。徒歩の闘牛士は全員が持つ。闘牛士にとっての命綱ともいえる。鮮やかな色、布の大きさで派手な技がよく映える。
CARTEL(カルテル)☆
ポスター。契約。祭り期間の開催予定表。闘牛の組み合わせ。その日良い闘牛士が3人出ていると、良いカルテルだ、などという。
COJIDA(コヒーダ)
闘牛士が牛の角で捕らえられ、怪我をすること。
D
E
ENCIEARRO(エンシエロ)
雄牛の誘い込み。牛を街路に放ち、前方を人が駆けて、囲いに誘いこむ。闘牛場へ誘うことが多いが、町の中央広場であることもしばしば。コースは、牛の暴走を防ぎ、参加者が避難できるよう両側に柵を設ける。マドリードでは、先導牛を走らせる、コースは最長1000m、幅6〜10m、柵の高さは175cm以上、などの法規がある。法規は各自治体が定める。パンプローナのサン・フェルミン祭が有名。
F
G
GANADERÍA(ガナデリア)☆☆
牧場。
H
I
J
K
L
M
MATADOR(マタドール)
闘牛第3の場面で赤布ムレータと剣を持って牛をあしらい、最後に剣で牛を仕留める花形闘牛士。第1の場面でカポーテ(大判ケープ)を使って派手な大技も披露する。
MULETA(ムレータ)
マタドール(仕留め技の闘牛士)が殺しの場面で用いる赤い布のこと。ムレータという言葉は、赤い布を支える棒(muleta)に由来する。 マタドールはその棒の部分を左右どちらかの手で持つ。ムレータを使う場面は闘牛の最大の見せ場である。
N
NOVILLO(ノビージョ)☆
2−3歳の若い牛。その若い牛による闘牛。ノビージョの牛を相手にやる闘牛士をノビジェーロと言う。
O
OREJA(オレハ)
耳。闘牛士へのご褒美は牛の耳である。牛が件で仕留められた後、観客はその闘牛はよかった、感動したと感じると白いハンカチを振る。 闘牛場の2/3が白くなると、主催者は闘牛士に牛の耳ひとつを与えなければならない。観客がハンカチを振り続けてふたつ目の耳を要求しても、ふたつ目は主催者の判断による。ふたつの耳が出てさらに上になると、尻尾が与えられることもある。獲得した耳の数が多ければ良い闘牛をするという目安になる。
P
PICADOR(ピカドール)
ピカドールは闘牛の第1の場面に登場し、騎馬で長槍を突く闘牛士。長槍は牛の首の後部にあるこぶを突く(picar)。 これは牛の頭を下げさせるため。この突き方で牛の状態をコントロールし、闘牛士が牛と対等に戦えるようにする。突きは3回までOK。
PLAZA DE TOROS(プラサ・デ・トロス)
闘牛場。原則として各自治州の州都には1級闘牛場があり、各県庁所在地には2級闘牛場がある。 その他開催数によりランク分けされていて、年間1〜数回のところは3級闘牛場。
PRESIDENTE(プレシデンテ)
その日の闘牛の主催者であり、進行役。闘牛の管轄は内務省なので警察の闘牛に詳しい長官か、村では市長が担当することが多い。 5色のハンカチで闘牛の進行を行う。
Q
R
RABO(ラボ)☆☆
尾、牛の尻尾。主催者から闘牛士へ送られる最高のご褒美。
REJONEO(レホネオ)☆☆
騎馬闘牛。これは騎馬闘牛で使われる槍をrejon(レホン)と呼ぶことから来ている。闘牛の起源は騎馬闘牛だと言われている。 騎馬闘牛では、徒歩闘牛でのマタドールに相当する闘牛士をrejoneador(レホネアドール)と呼ぶ。
S
T
TABLAS(タブラス)
板囲い。砂舞台を囲む板の塀。高さ1.6m。闘牛士がこれを飛び越えて、避難通路カジェホンに行くこともある。牛が飛び越えることもある。
TERCIO(テルシオ)☆
3分の1。闘牛では、3つの場のこと。 1つ目の、テルシオ・デ・バラス(バラスは槍のこと)は、闘牛士がカポーテ技を披露して、ピカドールが馬に乗って登場、牛にピカ(槍)を刺す。2つ目の、テルシオ・デ・バンデリージャは、バンデリジェーロ3人がそれぞれの持ち場を担当する。 1人はカポーテを持って牛をある場所に置き、1人は、バンデリージャを2回打ち、1人は、1回打つ。3つ目の、テルシオ・デ・ムエルテ(ムエルテは、死。)は、闘牛士が、ムレタと剣を持って右手、左手を使って牛をかわす。最後で真剣に替えて牛に刺して殺す。3つ目が1番の見せ場になる。
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